一般社団法人 全国建築コンクリートブロック工業会

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組織紹介

 一般社団法人 全国建築コンクリートブロック工業会は、1953年(昭和28年)に日本コンクリートブロック協会として産声を上げ、1987年(昭和62年)に社団法人化し、全国建築コンクリートブロック工業会として建築用コンクリートブロック業界の発展を通して我が国産業と国民生活の向上に努めて参りました。お陰様で2023年(令和5年)には、創立70周年を迎えることができました。

 この節目に中長期ビジョンの「競争から共存・共栄で、持続的発展を目指す」を策定し、競争という過去の習慣から脱却し、共存・共栄でブロック業界の発展を目指して日々邁進しております。

 具体的には①持続可能性の追求、②あんぜん・あんしんへの取組み、③人材育成・人材確保、この三つを柱に、時代が大きく変化する中、柔軟に対応しております。①持続可能性の追求では、ブロック業界としてカーボンニュートラルに取組むほか、リサイクル材の普及・促進に取組むことでブロック業界の持続的発展を目指します。また、②あんぜん・あんしんへの取組みでは、倒れない、倒れにくいブロック塀の開発、さらに防災・減災に役立つブロック塀の開発に取組むことで人々の生活に役立つブロック塀の普及に取組みます。最後に③人材育成・人材確保では、ブロック建築技能士の育成・拡充により施工品質の向上を図るほか、若手人材が積極的に活躍できる場を用意することで、魅力あるブロック業界の醸成・発展を目指しております。

 ブロック建築からブロック塀(エクステリア用途)、舗装用(インターロッキングブロック)、土留擁壁用ブロックと市場環境が変化するなか柔軟に対応し、さらに最も古い建築資材と言われる「れんが」とも共生をしながら、今後も多くの人命や財産を守る貴重な「地産地消」の建築資材として建築用コンクリートブロックは今後も「社会貢献」していくことを皆様に固くお誓いし、ご挨拶と致します。

第10代JCBA 会長町田 憲昭