5. 地震の時ブロック塀は｜ブロック塀大事典｜一般社団法人全国建築コンクリートブロック工業会

地震がきたら

法律で決められた基準を満たした塀とそうでない塀は実際にはどのくらいの差があるのでしょう！？
1995年（平成7年）1月17日に発生した兵庫県南部地震（阪神淡路大震災）と同じ振動を塀に加えて見ましょう！！

兵庫県南部地震を再現！(動画)

右の塀は「鉄筋が不足している塀」左の塀は「配筋、控え壁ともに正しく施工した塀」です。
実際に振動させると、どうなるでしょうか

お分かりいただけましたでしょうか？
この実験でもお分かりいただけたと思いますが、正しく施工された塀は安全です。
でも基準に適合しない塀はとても危険です。
では、安心なブロック塀はどうやってつくれば良いのでしょうか？
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これまで幾度となく発生した地震で、ブロック塀は実際どの様な状況だったのでしょうか？残念ながら、尊い命を奪ってしまったこともありました。法律で決められた基準を満たした塀とそうでない塀は、実際にはどのくらいの差があったのでしょうか？
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地震被害の写真

震国日本！
これまでに多くの地震が発生しました。
そのたびにブロック塀に被害が発生しています。尊い命を奪った事例もありました。
様々な原因が絡み合って発生しているので、端的に「原因はこれだ！」とはいいきれません。特に見えない部分の基礎の大きさや、配筋（鉄筋）、コンクリート、モルタルなどは、外から見ただけでは良し悪しの判定が難しいのです。

ここで一覧でお見せする写真は、地震が起きた後の塀の被害の様子を一番の原因として考えれる項目ごとにまとめてあります。
様々な原因で被害が起きていることを念頭においてご覧ください。そして、是非　これまでと違う目でご自宅のブロック塀の点検をしてみて下さい。
もし自分の家の塀が原因で事故が起きてしまったら…その時では…

写真提供
福岡大学工学部　古賀名誉教授　小山工業高等専門学校　川上名誉教授

控え壁・控柱が不良のブロック塀の被害

※画像をクリックすると拡大画像がご覧になれます。

配筋不良のブロック塀の被害

土留め上の塀の被害

門柱の被害

その他の被害