解説
「瞬時には倒れない塀」とは、地震や台風などによる大きな横力を受けても、一瞬にして倒れたり飛び散ることなく、避難するための時間や空間が確保される、粘り強いブロック塀です。
解説
このブロック塀の診断結果は、あくまでも目安です。正確を期するためには、専門家による精密診断(注1)を実施してください。
図・用語解説
注1.精密診断:たて筋の間隔、基礎の形状や根入れ深さ、地盤の耐力を確認すること
注2.根入れ:基礎の地中に埋め込まれている部分。
注3.擁壁:急斜面の土の崩壊を防ぐための垂直な壁。
L型やT型の平面を持つ壁体は、地震や風による転倒力に対する抵抗力が向上します。
ブロック塀を道路境界より離すと、ブロック塀の転倒による被害を少なくすることができます。